潜入! 違法中国人朝市。

前回ブログをアップしたのは酷暑真っ盛り。それがもう11月も終わりである。
放置しまくりのこのブログ、何の意味あるんだろうか?
もう少し意義のあるものにしたい。といいつつ、具体的なテコ入れの
妙案もなし。

とりあえず、前々からアップしようと思っていたネタを随時上げることに。
今回のネタは「違法中国人朝市」。悪の巣窟みたいなタイトルだが、
実際はそんなにおどろおどろしくはない。

時は10月半ば。某週刊誌に大阪・鶴見緑地の某所で毎週日曜日に開催
されている中国人朝市の写真が掲載された。近くの団地に中国人
が多く住むようになったことから自然発生した朝市で、もう20年
近くになるらしい。朝5時半頃から高速道路の高架脇にある歩道
に勝手に店を出し、10時近くになるともう終わってしまう、というもの。

朝早くから騒がしく、歩道の不法占拠、違法駐車、ゴミ捨て、
立ち小便などの被害が多く、地域では問題になっている。
警察や市もあれこれ介入しているようだが、完全排除には至って
いない。

ちょうど10月後半に帰省する用事があった。日曜昼に関西入り
しようと思っていたが、この朝市が気になり、土曜に変更。
現地を取材した、某週刊誌のカメラマンさんから情報を収集し、
翌朝早起きして朝市に向かうことにした。

大阪市営地下鉄今福鶴見緑地線鶴見緑地駅から歩15分ほど。
目的地に近づくにつれ、自転車にいっぱい食料品を乗せた
中国人とおぼしき人たちとすれ違うようになる。
そしてようやく現場が見えて来た。パトカーが止まっている。

某週刊誌に載ったばかりだからか、大勢の警察官に市職員、
テレビクルーが来ていた。

市職員は中国人に「店の責任者はいる? 日本語分かる人いる?」
などと日本語で話しかけていたが、案の定適当にはぐらかされていた。
今に始まったわけではないこの朝市。中国語が話せるスタッフは
連れて来られないんだろうか?

到着したのは8時半くらい。結構大勢の中国人で賑わい、歩道を
行き来している。たぶん客として来ている日本人は私だけ。
みんなここで再会するのを楽しみにしているのか、あちこちで
人の輪ができ、おしゃべりを楽しみつつ、買い物をしていた。
歩道には野菜やテレカ、食料品などを広げ、出店が連なっていた。



長年に渡る地域住民や警察との闘争の末、中国人の一部は
道に面した建物を借り(買ってはいないと思う)、ちゃんと
した店舗を構えていた。食料品や乾物がメイン、衣料品などは
ない。店に入っていろいろ見ていたら中国語で話しかけられた。
「我是日本人(私は日本人です)」と笑顔で返すと、
「おお、なんでこんなところに日本人が?」といった感じで
驚かれた。

こちらの店にはよく分からない肉がたくさん並んでいた。
衛生的にどうなのかはご想像にお任せしたいが、日本では
手に入らない部位などを求めて、客が来るのだろう。

ワイルドなお兄さんがナタのような包丁を振りかざし、
豚の顔面を切り刻んでいた。

そして朝市の楽しみといえば軽食! もちろんありました。
他にも焼鳥屋らしき出店もあったけど、人が少なかったので、
ひっきりなしに客が押し寄せるこちらの店で食べることに。

売っていたのは目の前で山のように揚げた揚げパン。
豆腐にだしあんかけをぶっかけた“豆腐脳”。それに豆乳らしきスープ。
揚げパンと“豆腐脳”とやらを買ってみた。
ちなみに揚げパンが100円、“豆腐脳”は200円だった。

「多少钱?(いくらですか?)」と頑張って中国語で聞いてみたものの、
発音の悪さに通じず(泣)。「いくら?」でちゃんと通じた。
この店の奥にイートインスペースがあり、味気ないテーブルや
丸イスが並べられ、食べ物を買った客が勝手に座り、がつがつ食べていた。
私も奥に入ったものの、空いているスペースがない。。
何とか1つだけ空いた椅子に座り、早速朝ご飯を食べることに。

これがどちらもうまい!!! “豆腐脳”は名前は怖いが、だしあんかけ
と柔らかい豆腐の味がベストマッチ。机にラー油が置いてあるので、
味に飽きて来たらラー油を投入。キャベツとニンジンの浅漬けみたいな
ものもあり、これも自由にトッピングできる。

食べている時にも中国語で話しかけられ、馬鹿の一つ覚えのように
「我是日本人」と返事をした。しかし、ヘタに中国語で返したから
怒濤のように中国語で返され、「あ、分かりません…」とギブアップ。
やはりここにわざわざ来る日本人自体が珍しいようだ。

「非常好吃(とてもおいしい)!!」と返事をするとにっこり
笑顔を返してくれた。帰り際、お店の人にも「非常好吃、謝々」
と返すと、またもや笑顔。

結局1時間くらいぶらぶらしつつ、こっそりカメラを取り出して
撮影しながら過ごしていた。面白い場所だけど、物欲はそそられないし
(食べ物はおいしかったけど)、日本人でわざわざ足を運ぶ人は少ない
だろう。ましてや近所の住民からすれば迷惑以外の何者でもないし。
勝手に店を出せないよう、フェンスで囲われている箇所もあった。

日本なのにほぼ日本語が通じない不思議な空間だった。
それにしても、中国人はたくましい。
異国の地で勝手に店出して商売したり、情報交換をしたり。
もちろんそれがいいことだとは思わないけど、エネルギッシュな
雰囲気だけはひしひしと伝わってきた。

by 吉川明子 | 11.24.2010 | Category:
沖縄に行っておりました。
超久々のブログ更新。
社会科見学 その2 迎賓館
潜入! 違法中国人朝市。


戦利品 ~ミャンマー編~