伊豆断食合宿 ~祝・出所 シャバにでてきた~

5日間に渡った断食合宿もいよいよ最終日。
朝はいつものようにみんなで体操。体を良く伸ばす運動なので、
適度に気持ちがいい。そのあとはこちらもいつものように物理療法。

最終日は出所面談があることと、私は通常より30分早く施設を出て
東京に戻らなければいけない仕事が入ったこともあり、物理療法は
マッサージ機のみで終了。

そしていよいよ出所面談。初日に通された部屋に案内され、滞在中
の体調などについてヒアリングを受けた。2日夕方からくらくらして
目がチカチカしたことや、断食中より回復食を食べ始めた方が空腹感が
増したこと、自由行動で外出した時、外にある食べ物が目の毒だったこと、
断食中は口の中が気持ち悪くなったこと(唾液の分泌が減るから?)など、
思い出したことを報告。

どれも断食中にはよくあることらしい。食事をとり始めた後の方が
胃腸が動き始めるため、空腹感が増すらしい。自宅や我流で断食を
すると、これでストッパーがかからなくなって一気にドカ食いして
あっさりリバウンドしたり、体調を壊したりするそうだ。

いよいよ体重測定!
結果は体重が3.8kg減、体脂肪率が1.1%減、BMI値も1.4下がっていた!!!
ちなみに内蔵脂肪指数は入所時から標準値内だったので問題なし。
「4泊5日なのに結構減りましたね!」と言われ、超うれしい。
初日に受けたマッサージ師に「女性ホルモンが多そうだから痩せにくい」
と言われてがっかりしていただけに、よろこびもひとしお。

入所時にも受けた良導絡検査も同様に受ける。
こちらは残念ながらあまり変化なし。

その後、帰宅後の過ごし方などについて指導を受けた。
断食後7~10日くらいは特に腹八分目を意識すること、断食後は胃腸の
調子がよくなるので食べ過ぎには注意。和食を中心とした食事にすることなど。。
ここでどか食いしてしまうと、せっかく断食して少しずつ回復食を食べて来た
努力が無になってしまうのだ。注意事項をまとめた紙と、入所時、退所時
の測定結果を記した紙もくれた。

断食合宿には最後に大きな楽しみが残されている。
それは出所前にいただく朝食。これは常食と呼ばれており、その名の通り、
通常の食事である。

その常食はこちら(トップ写真)!

回復食一日目の野菜スープ、重湯、梅干しから比べればどれだけ
進化したことか!! 感動である。朝からフルコース。
しかもどれもうまい。

スープはヴィシソワーズ、真鯛のムニエルは肉厚で適度な塩加減が
ばっちり。野菜サラダも野菜そのものの甘味が存分に楽しめる
(本当はフレンチドレッシングがかかっているものの、私は
ドレッシングが嫌いなのでパス)。天然酵母をつかったパンは
中はふわふわ、側はさくさく。クルミが入っており、これもまた
たまらなくうまい。炭水化物なんて何日ぶりか?
そして〆のデザートが絶品! カボチャの焼きプリン。とにかく
カボチャの甘味がたまらない。口当たりがしっとりしていて、
スイートポテトをもっとクリーミーにした感じ。

これだけの料理を45分もかけて食べてしまった。。
何を食べても美味しく、箸を置いて口の中でゆっくり噛んで、
その味を堪能しているから遅くなる。

通常は駅への送りは11時。しかし伊豆高原駅の時刻表を調べると、
どうしても11:05発の電車に乗りたい。ということで、特別にお願いして
10:35くらいに車で駅まで送っていただいた。

急いで伊豆急に飛び乗り、新幹線も使って東京に舞い戻り、
自宅に荷物を置いて某誌の取材に向かう。

この日の取材は酒がらみで、撮影に使った酒が私の出所後初めての
摂取物となってしまった(苦笑)。でもグラス半分くらいしか飲んで
ないのにめちゃくちゃまわるまわる。度数も強くないのに、くらくらした。

その後、某編集部に顔を出して、帰りにスーパーで買い物。
施設でダシの絶妙な旨さに感動したので、よさげな花がつおや昆布、
いりこ、野菜などを購入した。

帰宅後は夕飯。ここでがっつり食べては意味がない。
とはいえ作るのが面倒だったので、そうめん2束と伊豆高原駅で買った
かわはぎロール2枚。30分くらいかけてゆっくり食べた。そうめんなんて
今まで10分くらいで食べていたのと同一人物とは思えない。。

かねてから興味のあった断食施設。宗教がかってたり、特定の理念を
押し付けられたりして面倒なんじゃないかとためらっていた部分もあった。
いざ行ってみると新鮮な経験や感覚の連続。味覚や食生活に対して
気づかされることもたくさんあった。また、思った以上に自由度が高く、
「外で飲み食い厳禁」という以外は何をしても平気だった。

時間があり余っては困ると思い、大量の本や、仕事の資料などをどっさり
持って行ったものの、本は結局1冊半しか読まず、仕事も予定の半分は
こなせなかった(苦笑)。重いので土産と一緒に宅急便で自宅に送って
しまった。

私の滞在中、ほかのお客さんの7割くらいは女性。リピーターも多いらしい。
たまたまお話した方は10年前から通っていて、今回は夏休みを利用して
8泊9日の滞在だというから驚いた。

でも、自然の中に身を置き、無駄喰いしない、飲まない、仕事しない
(って私はせざるを得なかったけど・苦笑)という期間はとても貴重だった
ように思う。リピーターになる人が多いのも納得できる。

私がまたここに戻ってくるかは分からないが(そう頻繁に休めないし、
休みができたら海外に遊びに行ってしまうだろうな…)、また断食体験を
してみたいし、今回得たものを東京でも生かしていきたいと思っている。
まずはリバウンドを防ぎ、これを弾みにさらなる減量を目指すことが
最大のミッションである。

by 吉川明子 | 8.4.2011 | Category:
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伊豆断食合宿 ~祝・出所 シャバにでてきた~
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